フルタイム共働きは大変で辛いです。
だけど、対処法を知っていてその先にある未来をイメージ出来たら乗り越えられます。
こんにちは。
フルタイム共働き9年目のまさおです。
共働きが主流でも35年間フルタイムの女性が増えていない事実をご存知ですか?
それだけでフルタイム共働きは大変ということが分かります。
なのでフルタイム共働きをしていて辛い事ベスト3とフルタイム共働きの課題と解決方法を4つお話しします。
この記事の結論です。
1.時間が足りない
2.価値観のすり合わせがうまくいかない
3.理想の自分とのギャップ
課題1.時間がない
解決方法 「家事を最大効率化」「転職」
課題2.価値観のすり合わせ
解決方法 「話し合い」「生涯設計」
これからフルタイム共働きが気になる人、フルタイム共働きを継続したい人の参考になると嬉しいです。
フルタイム共働きで辛い事ベスト3
1.時間が足りない
2.価値観のすり合わせがうまくいかない
3.理想の自分とのギャップ
共働きしてると色々ありますが、個人的にはこの3つが辛い…。僕の苦労話に需要があるのか分かりませんが興味があれば読んでください。
時間が足りない
現代社会に生きる人ほぼ全員が考える事だと思いますが、フルタイム共働きだと本当に時間がありません。
しかも、わが家の場合はお互いに残業ありで平常時でも1時間程度の残業をしていて繁忙期には夫婦で残業100時間越えも経験しました。子供2人いるのに…です。
この記事を書くにあたって、ある1日のスケジュールを円グラフにしてみました。
赤線部分の家で過ごす時間はだいたい5~6時間ぐらい。
妻の方が通勤時間が短い分多少余裕があります。
この時間で最低でも炊事と洗濯、子供のお世話をしなくてはいけません。
そう考えると大体の内訳は家事(2時間)、子供のお世話(3時間)という感じ。
そして、日に日に汚れていく部屋を週末や大型連休で掃除をする。という感じで1年がアッという間に過ぎていきます。
1日のうち、妻と会話する時間は数分しかないので、うまく連携が取れない事が多いです。
他の家庭の家事時間が気になり調べてみました。
国立社会保障・人口問題調査研究所によると…
専業主婦の家事の時間は2~4時間が25.1%、4~6時間が32.8%で、
フルタイム共働きは2時間までが30.2%、2~4時間が42.8%です。
妻の従業上の地位別にみると、その差は年齢以上に明らかで、フルタイムで働く女性の平均家事時間はパートや自営の妻に比べるとほぼ1時間、専業主婦に比べると150分以上短い。しかし、平日に4時間以上家事を行うものも3割近くいる。その分を休日にまとめて行う様子が平均で平日より100分以上増加することに表れている。
全国家庭動向調査/国立社会保障・人口問題研究所「妻の家事時間と夫婦の家事分担度」より
リンク先にグラフもあるので興味があれば見てください。
このデータから思うのはフルタイム共働きはどの家も状況は変わらず時間が足りません。
個人的には、フルタイム共働きするなら夫婦では仕事の時間を短くしていくことがいい選択になりえると思います。
そんな都合のいい会社はなかなかありませんが…。
家族で価値観のすり合わせが上手くいかない
妻と話す時間が少ないので価値観のすり合わせもなかなかうまく行きません。
特に家事育児とお金の方針はよくもめます。
目指す目的地はふたりとも一緒ですが、将来を見据えた時に互いの歩きたい道に違いがあります。
この価値観のすり合わせが大変で、何度も喧嘩したし、お互いに何度も泣きました。
おこづかいを増やしてもらえない事に対する不満やお互いに家事を進めない事。
お金の貯め方の方針の違いで熱くなって、深く傷つけてしまった事。
育児でも子供との接し方一つを取っても小競り合いはあるのに次の日は仕事で、喧嘩を数日間持ち越すこともあり辛い経験を何度もしました。
理想の自分と現実の自分とのギャップ
僕は「早く結婚してかわいい嫁さんとつつましく過ごす」ことが夢でした。
その通り、かわいい嫁さんをもらいましたが現実はつつましくなく、あわただしい毎日です。
子供とも遊びたいけど上手く付き合えない。歯磨きしない。言う事を全く聞かない。部屋は汚れてぐちゃぐちゃ…。
テレビのCMで見たような穏やかな雰囲気なんて日々の生活でほぼ感じられません。
毎日の仕事や家事育児とやることが山積みで幸せを感じる余裕すらなくなっています。
そうして、自分の思う理想と現実とのギャップに辛くなって、子供にも上手く接する事が出来ずに怒ってしまったり、妻に当たってしまったりと悪循環が続いたこともがとても辛かったです。
フルタイム共働きをしていて辛かった事ベスト3まとめ
1.時間が足りない
2.価値観のすり合わせがうまくいかない
3.理想の自分とのギャップ
何が一番の原因かというと、やっぱり時間の確保が大きな課題です。
現代人はみんな時間がなくて忙しいと思いますが、フルタイム共働きはそれに輪をかけて忙しいです。
実際、時間があるから価値観を上手くすり合わせられるかは別問題ですが、共働きは時間がないから難易度が高くなります。
じゃあ、わが家はどうやって乗り越えているのか?
4つの解決策をお話するので参考になると嬉しいです。
共働きの辛いを乗り越える4つの解決策
フルタイム共働きの課題は時間と価値観です。
僕はそこに焦点を絞って乗り越え方を考えた結果、出た答えはこの4つ。
家事を最高効率で行う
転職活動をする
家族との話し合い
生涯設計
幸せは寝ててもやってきません。
やれることは全部やって、夫婦で人生を楽しく過ごせるように考え抜きましょう。
そうすれば幸せは向こうからやってきます。
時間の解決方法
共働きの時間を解決するため、最初に考えたことは家事の時間をどうやって減らすかでした。
すべてを最適化しても限りはあるし、家族の健康を考えれば家事の品質も重要です。
その中でわが家でやっているのは子持ちフルタイム共働きのしんどい家事の時間を減らす方法です。
しんどい家事を減らす5つの方法を詳しく紹介しているので参考にしてもらえると嬉しいです。
2つ目の選択は転職です。
僕も働きながらの転職活動を始めました。
とはいえ、僕自身ただのサラリーマンで何のスキルも持っていないのでやれることは限られています。
でも、今の会社しか知らない僕は知る事から始めようと転職活動を始めたところです。
まだ道半ばではありますが、転職活動を始めてから世界が広く見えました。
実際、転職サイトに登録して転職エージェントに話を聞くだけでもかなり意識が変わります。
今いる世界がすべてじゃない。そう思えるだけで自然と心が軽くなりますし、生活にメリハリが出ます。
共働きで家事育児していると余裕がなくて視野が狭くなりがちで、一生このまま辛いのかな…。と悲観的になりがちです。
転職は辛い人生を一気に変えてくれる可能性を秘めています。
「給料は変わらずに残業なしで家族と過ごす時間が増える」「働く時間は変わらないけど給料が2割増える」など…今よりも良い条件で働ける環境が手に入る可能性はあるのに、失うの物は少しの時間だけ。
今の辛い人生をすぐに変えられる方法は他にありません。
実際、厚生労働省の調査では年収がアップした人は全体の4割いますし、今の職場よりもいい条件じゃないなら転職しなければいいだけです。
転職しなくても何ともありませんし、しつこく連絡が来ることもありません。必要なのはほんの少しの勇気と時間だけです。
夫婦の価値観のすり合わせ
価値観のすり合わせは誰かと住むには必須です。
共働きでなくても気を付けたいことはたくさんあります。
互いの価値観をそろえるためにはどうしたらいいか?
僕の答えは2つ。「話し合い」と「生涯設計」です。
話し合いの肝は成長を見守る事
わが家の基本的な話し合いのスタイルは
1.伝える(相手への種まき)
2.成長を見守る
この2つです。
家事レベルを喧嘩せずにすり合わせる方法で詳しく話していますが、「人はすぐに変わることが出来ないこと」を認識しておくことが大切です。
だから、伝えてから相手の成長をゆっくり見守ります。
できなくても許すし、できる方法を可能な限り一緒に考えます。
大切なのは相手の成長に寄り添って見守る事です。
僕が好きな結婚に関する名言
「結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ」(トーマス・フラー)
片目を閉じて、寛大な気持ちで家族を見守りましょう。
生涯設計は家族の柱
生涯設計はパートナーと一緒に過ごすうえで非常に重要です。
将来やりたい事や未来の家族像について夫婦間で共通の思いを持ちましょう。
わが家の未来の家族像は「夫婦そろって縁側でお茶を飲む」です。
「夫婦そろって縁側でお茶を飲むにはどうしたらいいか?」を前提に話すので互いの思いが一致しやすいです。
それでも、手段(お金のつくりかた)のすり合わせはとても難しい。
僕たちは目標を立てたられるけど、お金について勉強してないからお金を貯められるか不安になるし、必ず達成できるやりかたを知りません。
そもそも、本当の意味で夫婦そろって縁側でお茶を飲めるようになったら人生が一つ終わって、次の人生が始まってます。
こんなに大きな目標を達成するのは人生の中で1度きりです。
だから絶対に失敗したくない。
こんな壮大な悩みにアドバイスをくれるのがファイナンシャルプランナー(FP)です。
わが家では保険の相談としてFPの方に話を聞いてもらいつつ、生涯設計を行ってきました。
保険の相談をするメリットデメリットで詳しく記事にしています。
この記事の結論をお話しすると
メリットは4つ
「無料」「知識不足でも生涯設計ができる」「意見集約」「資産運用方法を知れる」です。
デメリットは2つ
「担当者次第」「保険を進められることが多い」です。
僕個人としては、生涯設計する上である程度の保険は必要なので保険を進められるデメリットは特に感じません。
保険相談経験のない方は生涯設計をやってみませんか?
夫婦で同じ方向を見やすくなって、今までよりも強く将来を意識できるので喧嘩も減るしいい意味でパートナーと向き合えます。
まとめ
フルタイム共働きの辛いことベスト3と解決策4つを解説してきました。
1.時間が足りない
2.価値観のすり合わせがうまくいかない
3.理想の自分とのギャップ
課題1.時間がない
解決方法 「家事を最大効率化」「転職」
課題2.価値観のすり合わせ
解決方法 「話し合い」「生涯設計」
フルタイム共働きの辛かったお話しをしてきました。
個人的に思うのはフルタイム共働きは意外と幸せです。
子育てに関しても、専業主婦より共働きの方がストレスが少ないというアンケート結果もあります。
何より、僕は共働きをしているからこそ相手の気持ちが分かるし支えあう事が出来ています。
以上、フルタイム共働きをしていて辛かったことベスト3でした。
これからも、ともばたらーきを楽しみましょう。
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