こんにちは。
フルタイム共働きをして8年の夫、まさおです。
現在、妻と小1の娘と3歳(幼児クラス)の娘と4人で生活しています。
長女が小1になって約半年が経ち、長期連休も乗り越えたのでわが家が経験した小1の壁についてお話しします。
結論から言うと、「学習習慣」「時間の確保」「モチベーション維持」の3つができれば退職せずに壁を乗り越えられます。
これから小学生になる子供を持つ家庭の参考になると嬉しいです。
小1の壁って、なに?
ママ友やネットで見ると噂は聞きますよね。
テレビなどでは待機児童問題が解決していないのでそっちばかりが報道されますが、小1の壁は待機児童問題よりも根が深いです。
待機児童問題が解決したら、今度はこっちが話題になると思ってます。
これから僕なりに解説していくので知っていれば飛ばしてください。
小1の壁とは
簡単に解説すると、保育園や幼稚園から小学生に上がった時に生活環境が急激に変わり、その対応が難しく家庭によっては大きな壁となって立ちはだかる事。
「家庭によっては」がポイントです。
小学生に上がる前に準備している家庭や専業主婦や子供の面倒を見てくれる家族が近くに住んでいる家庭は難なく乗り越えられます。
この逆に、「準備してない」「共働き」「完全核家族」このような家庭には大きな壁となってきます。
学校に通うのに準備なんているの?
学校で全部教えてくれるんだよね♪
こんな風に思う人もいると思います。
これは間違いです。
今の国の方針は、家庭学習に重きを置いていて学校の勉強の進み具合も昔より早くなっています。
なので、現在の小学生は「家庭学習が必須」ということ。
そうでないと…
授業についていけない
↓
やる気がなくなる
↓
不登校
なんてことにもなりかねませんし、実際にたまにそういうことも聞きます。
学校の授業なんて…と甘く見られがちですが、子供にとっては生活の軸の一つです。
しっかりと家庭の学習環境を整えましょう。
と、学校から話がありますが、現実は簡単ではありません。
今までの生活環境を見直す必要が出てくる上に、やってみるまで時間の見積もりが取れない。
しかも、
知らなかったら、入学説明会から約1、2か月後(説明会は1、2月)には生活が激変する。
共働きはそもそも毎日の生活でいっぱいいっぱい。
完全核家族は頼れるところが少ない。
つまり、
家庭学習ができるように、家庭の環境を整える事が現代の「共働き」や「核家族」にとって大きな壁になる。
というのが小1の壁と呼ばれるものです。
わが家がぶつかった壁
わが家はフルタイム共働きを継続することを選んだので、結構大変でした。
宿題と長期連休のお弁当、習い事などの継続、子供の体調不良や学級閉鎖などの急な休み。
基本的に毎日でる
最初はひらがなを厳しくみられるから×だらけ…
添削を親がやることもある
学童保育では給食が出ない
長期連休は基本的に毎日お弁当
子供の希望には寄り添いたい(キャラ弁など)
習い事にも宿題があると継続が難しい
わが家はピアノをやっていて毎日練習が必須
学校で頭、体を使ってくるので夕方は子供のやる気維持が難しくなる
夫婦どっちが休むか問題
簡単にまとめるとこんな感じ。
これらすべてに共通するのは「壁を越えるには時間と準備が必要」これに限ります。
学習習慣に関しては年少からヤマハ音楽教室、年中から進研ゼミ始めていて意外とすんなり越えられました。
習い事に関してはこちらの記事 進研ゼミについてはこちらの記事
ただ、ピアノに関しては疲れ切ってやる気が起きないなどの事はよくあり、モチベーション維持に苦労しています。
進研ゼミも続けていますが、ほとんど週末にまとめてやる感じで、やることが目的になってしまいそう…。
とりあえず、親子共に乗り越え中という感じですがなんとかなりそうです。
それでは、具体的に何が乗り越えに必要だったか解説していきます。
子供の急な休みについては子供の急な休みの対処法に書いています。
小1の壁の乗り越え方
小1の壁に当たったことから乗り越えるべき問題が浮き彫りになったと思います。
問題をまとめるとこんな感じです。
1.宿題や習い事時間の確保
2.子供のモチベーション維持
3.お弁当問題
ここから考えられる対策は「時間の確保」と「子供への寄り添いと教育方針」と「お弁当問題」
この3つを解説します。
時間を確保するためにできる事
働き方を変える
ハードルは高いですが、時間の確保の点に関しては大きな効果が期待できます。
会社によって違いますが、時短や残業制限を使えないか確認しましょう。
それが出来ないのであれば、リモートワークや時間に融通の利く職種への転職が出来るといいです。
ちなみに、わが家はどちらも現場仕事で残業ありですが、働き方を変えることなく小1の壁を乗り越えました。
家事の時間を極限まで減らす工夫をする
わが家ではこの方法で時間を作っています。
家事分担をする。
わが家では保育園の間から少しずつ夫婦間で家事レベルのすり合わせを行ってきた結果、働き方を変えずに共働きを維持できています。
家事は夫婦で分担してやるものです。
得意、不得意はあってもやらなければ上達しません。
毎日が練習で毎日が本番です。少しずつうまくなればいいんです。
目標が達成できなくても家事を続ければうまくなります。
パートナーに無理強いしないように注意すれば少しずつ結果がついてきます。
子供への寄り添い方を考える
子供のモチベーション維持は、家事レベルをすり合わせるよりも難しいです。
人の気持ちや行動を制限してしまうと、何もやらなくなったり、癇癪を起して事が進まなかったり。
当然、僕も子育てを始めたころは全然うまく行きません。
しかも、妹が生まれてからは嫉妬の嵐でやるべきことが出来ない日もありました。
でも、寄り添って伝える事でなんとかなっています。
親もしつけの訓練中。子供も自立への訓練中。
どっちもどっちなんです。
これまでの経験で、僕たちが子育てで気を付けているポイントは3つ
夫婦で叱らない
やる目的を明確にして話す
子供が選択できる余裕をあたえる
自己肯定感を育てながら、自立を促すために親が志すべきところです。
子供の学びの機会を奪わないように気を付けながら前に進みましょう。
お弁当問題
わが家ではお弁当を作らないので長期連休中のお弁当は本当に大変でした。
妻はお弁当のメニューで頭を悩ませ、僕はお弁当を作った後片づけに追われ…
乗り越えられたのは、妻がお弁当を作れたからです。本当に妻のおかげ。
その分の洗い物なんてたいしたことありません。
話はすこしそれましたが…
持ってくるお弁当のクオリティは周りの環境にもよると思いますが、学童によってはカップラーメンOKだったり、お弁当を毎日頼んでくれたり。通う学童による差も大きいです。
入所前に確認を取っておくのが一番良いでしょう。
実際にお弁当を作るには3つのステップです。
1.構想を練る
2.食材を準備する
3.実際に作る
構想が何より大変です。
妻は本を見たりInstagramで探したりして、お弁当のネタを毎日探していました。
他と共通するように今まで以上に時間がかかるので、やっぱり時間の確保が大事ということです。
まとめ
僕たちが小1の壁を乗り越えるためにやったこと
・年少から習い事をすることで帰ってから宿題をする土台を作る
・夫婦で家事レベルのすり合わせ
・時短術、便利家電をフル活用
・夫婦で叱らない
・やる目的を明確にして話す
・子供が選択できる余地を残す
少しでも参考になれば嬉しいです。
コメント