共働きのお金で喧嘩する4つの理由と解決するための3つのステップ

お金の話はシビアで夫婦の喧嘩の素。

可能な限り、喧嘩せずに、険悪にならずに、穏便に話し合いをしたいものです。

こんにちは。

共働き8年、子供2人いるまさおです。

恥ずかしながら…わが家はお金が原因で結構喧嘩してきました。

今でも時々話合うのですが、まあヒートアップします(^^;)

でも、そんな中でどうすればもめずに、穏便にお金の話ができるのか考え、妻と共有してきたので

夫婦でお金の事を話しにくいと感じてるあなたの参考になれば嬉しいです。

お金の管理で喧嘩する4つの理由

実際、お金で喧嘩する理由は無限にあります。

でも、本質はこの4つです。

ひとつずつ解説します。

将来、現在のお金が足りない事への不安

将来への不安が一番の喧嘩の種です。

子供ができて、車を買って、家を買って、家具を充実させて…

旅行にも行きたいし、家族の思い出も残したい…

だけど、子供の教育資金に老後の貯金も不安…

さらに、共働きしていると時間が足りない中での会話になるのですぐに喧嘩に発展します。

お金をたくさん使いたいけど、増える見込みなんてあるのか不安な人も多いはず。

これから出ていくお金が増えるのに対して、入ってくるお金は限られるし、話す時間も少ない。

こんな家庭だと話は前に進まないのに子供は成長して判断の期限が迫ってきて決断を間違えやすいです。

そんな不協和音が喧嘩の大きな要因になって将来まで尾を引きづります。

お金の使いかたが夫婦で違うから理解できない

お金の使い方は人それぞれで理解しがたい時もあります。

これは、家計管理を夫婦合算制にしている家庭に多い話ですが、

自由に使えるお金が減ってくると家庭内でお金の取り合いが起きます。

家電などの大きな出費や美容などの継続的な出費が必要なものなんかは特に。

「掃除機なんてすぐかけられるからコードレスじゃなくていいよ」とか

「脱毛なんて高すぎるしやる必要ないよ」とか

悩んでいる本人にとっては最重要な事であっても理解してもらえない事に納得できなくて喧嘩になります。

実際、お金の使い道に関して完全に理解しあうのは難しいです。

だけど、収入に限りがあるのは目に見えているので夫婦別会計じゃない限りは奪い合いで喧嘩してしまいます。

自分が損しているから納得できない

収入や会社の拘束時間に偏りがあると、家事育児の分担に不満が増えます。

わが家も同じように収入が倍ぐらい違うのに、拘束時間は同じぐらい…

アンバランスな収入です。

だから、家事育児のバランスで喧嘩になりやすかった。

自分の方がお金を稼いでいるのに、家庭でも仕事のように家事をするなんて考えられない。

そんなことは思ってないけど、無意識によぎってしまうと言動に表れてしまう。

結果、自分ばっかり損している意識にとらわれてしまって、家事育児に消極的になっている。

ちりつも系の喧嘩の種です。

気持ちによりそって話せない

話し合いの場になると、相手の気持ちによりそった言葉をかけられない。

互いの考えに違いがある時に相手を否定するような言葉を言ったり、すぐに結論を話していませんか？

考えに相違がある時、無意識に強い言葉で相手をコントロールしようとしている事って結構多いんです。

そうなると人間は拒否反応を示します。

「私の気持ちによりそってくれない」

「私を否定する話なんてつまらない」

「もうあなたの話なんて聞かない」

女性に多いと言われがちですが、意外と男性にも多いです。

話を否定されるのは誰だって嫌ですから。

喧嘩する理由まとめ

喧嘩する理由をお話しましたがあなたの家庭はどうでしょうか？

お金の喧嘩の本質は将来の不安、お金の使い方、仕事と家事育児の負担のバランス、感情によりそえないの4つです。

この4つを意識したうえで、解決に向かう事が大切です。

お金の喧嘩を解決する3つのステップ

喧嘩を解決る方法はこの３つのステップです。

まずは自分で「家庭のお金事情を確認して使い道を決める」これが出来たら、

「家族によりそった会話をして将来設計をする」というお話です。

当たり前なんだけど、とっても面倒くさくてもめるから話したくなくなりますよね。

でも、お金についてモヤモヤしてると相手を疑って不仲になる一方ですが

努力して話し合った結果うまく行かなかったのなら、まだ納得できます。

話し合いの土台にすら立てないまま話が進まないのは問題を先送りにしているだけです。

だから、お金について話して家族で将来を設計していくことが大切です。

まずは土台に立てるように自分で出来る準備をしましょう。

家計管理を分かりやすく透明にする

お金で喧嘩しないための1歩目は今持っているお金を確認することから始まります。

一番簡単で早いのは年間収支を確認することです。

月々の家計簿作成は気力も根気も使います。

なので、1年間の収支を確認する事が一番簡単で早いです。

それから家計簿をつけても遅くありませんし

つけなくても1年間のだいたいのお金の流れが分かれば目標を立てる事が出来ます。

年間収支で確認する中身はこの4つです。

作成方法はエクセルやGoogleスプレッドシートなどが便利です。

作り方も紹介しているので参考にしてもらえると嬉しいです。

【1時間で作れる】エクセルを使った共働き用年間収支家計簿の作り方

エクセルで作るのは結構大変ですが、1度作ってしまえば年1回の確認で済んで家計管理が簡単になるので

僕はエクセルで家計簿を作ってみることをおすすめします。

幸せの順番を決める

お金について明らかになったら、まずは自分一人で将来設計をしましょう。

大切なのは「自分がどうしたいか」です。

確かに、やるべき事はたくさんあるし子供や家族に責任があるのも確かです。

でも、自分が幸せじゃないのに夫婦や家族で心から楽しく過ごせません。

お金の使い方は無限大。

子供の教育にあててもいいし、旅行や遊びのためにお金を使ってもいいし、お菓子を買いまくってもいい。

だけど、お金を無限に増やすことは難しいです(不可能じゃありませんが…)

だから、充実した日々を送れるように幸せの順番を心に決めて、予算を立てる事が何より大切です。

その結果が将来のための貯金や教育費の貯金になったら存分に貯金や投資をしましょう。

ただ、お金の使い道は0か10の話ではなく多くの積み重ねで決める複雑な話です。

もし、幸せの順番なんて決められない。

そう感じていたら…まずは自分を内観して本当の幸せを探しましょう。

僕の探し方は自分に幸せが分かる3つの質問をすることです。

この3つの質問の答えが完成すると、満足いく生活に近づくことが出来ます。

簡単には決められないからこそ時間をかけて自分が大事にしたいことが何なのかを考えましょう。

僕は1ヶ月～2ヵ月ぐらい少しづつ、じっくりと考えました。

自分の幸せが見つかったら、いよいよ話し合いです。

家族の幸せについて共有して話し合う

僕自身、妻と少しづつ話をして幸せに向かっている最中です。

でも、これがとても難しい。

自分の事となると熱くなってしまって言葉が強くなってませんか？

そうなると、話し合いの土台にも乗れません。

だから傾聴が大切です。

とはいえ、話したから傾聴がうまく行くなら話は難しくありません。

なので、初めはお互いが楽しいと思える目的(お金の使い道)について意識を揃えて行きましょう。

楽しいと思える事は何なのか？

自分に幸せが分かる3つの質問を共有しあって家族の目的を決めてもいいです。

これが出来たら、手段(お金の貯め方)です。

お金を貯めるべきなのか、増やすべきなのか、そんなことしなくていいのか。

大体の家庭は貯めるか増やさないとお金は足りません。

そして、手段は人生に直結してくる決断なので目的を話すことよりも難しくなります。

お金を貯める手段は大きく3つありますが、信じるものの違いになってくるからです。

貯金(銀行)、保険(保険会社)、投資(国、会社、世界)とお金の貯め方は3通りです。

どの選択をとるかで未来は大きく変わってきます。

この手段の話し方については共働き夫婦がお金を貯める事について話し合う時、必要な心構え3選を見ていただけると嬉しいです。

お金の喧嘩を解決する3ステップまとめ

お金の喧嘩を解決するためにはこの3つのステップです。

喧嘩は体力を使うし、気分も落ち込みます。

だけど、人間の成長や家族の絆を深めるためにはぶつかることもあるのが事実です。

現実は厳しく辛いもの。

毎日笑うだけで生活はできるけど、その分の苦悩は誰にでもあります。

どこでも笑顔の人の影にはその分の苦労や努力がある。

共働きにも子育てにも同じく光と影があります。

今日喧嘩しても明日笑えればいい
今週はずっと喧嘩しても来週は笑顔で過ごせたらいい

人生は山あり谷ありです。

一生喧嘩し続ける事にならないように

明日、家族で笑いあえる事を信じて喧嘩しましょう。