おこづかいを始める前に決めたお金に困らない子を育てる5つの約束

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子供にはお金に困ってほしくありませんよね。

子供がお金で困らないために、おこづかいはいい勉強になります。

でも、何も言わず、考えずにお金を使ってもたいして身になりません。

大事なのは使う目的と約束です。

こんにちは。

フルタイム共働き8年、子供2人(小1、3歳)を子育て中のまさおです。

僕は小学校高学年ぐらいからおこづかいをもらっていましたがお金を貯められた経験は少ないです。

しかし、結婚を意識しだしたあたりからお金の貯め方と使い方を意識し始めて今は収入の1割を貯金しています。

そして、子供が小1になってしばらくしておこづかいを始める事を決意。

その中で勉強したこと、やってよかった事をお伝えしてこれからおこづかいを始める人、始めたけど迷っている人の参考になると嬉しいです

この記事で伝えたい事

・子供におこづかいが必要な理由

・おこづかいを始める前に決めた5つの約束
 1.自分の仕事をきちんとやる
 2.お金の使い道を分ける
 3.足りないときは諦める
 4.お金の使い道に口出ししない
 5.おこづかい帳をきちんと活用する

・親もお金のルールを考えて守る

・正しいお金の使い方について思う事

子供におこづかいが必要な理由

おこづかいが必要な理由はお金は扱いが難しくて人生を左右するからです。

人生は簡単に壊れないし、失敗の経験も大事です。

けれど、自分でお金を稼ぎ始めてから大きな金額で失敗はしてほしくありません

なので、おこづかいを通じて色んな経験をしてほしいと僕は考えてます。

自分が欲しい物を買えない経験お金を貯めて欲しい物を買えた喜びや、お金で解決できない問題があること。

そして、お金の価値は流動的で見方によっては変わることなどをおこづかいを通して肌で感じて上手に人生を歩んでほしいです。

そのためのおこづかいだと僕は考えてます。

おこづかいを渡す前に決めた5つの約束

お金はとは何か?お金は何に使うべきなのか?

こんなことを自然と伝えられる約束です。

いくつか本を読みましたが、一番参考になったのは【「おカネの天才」の育て方/ベス・コブリナー 著】です。

古本屋さんでお金の本を探している時に見つけました。

機会があれば、読んでみてください。

それではわが家でやっている約束をお話します。

1.自分の仕事をきちんとやる

あなたはどうやってお金を稼ぎますか?

誰かの役に立って、その対価にお金をもらっていると思います。

子供とする約束もこれと同じです。

子供に仕事(役割)を与えてその職務を全うする約束をします。

家族のためになる事が子供の仕事です。

食器の片付け兄弟のお世話洗濯を畳など…。

「子供が家族の役に立つことで、家族から感謝されてお金をもらう」この流れが大切です。

なので、子供に感謝とそのお礼におこづかいがあることが伝わる仕組みを作ります。

ただ、すぐにうまくいきません(^^;)

実際にはお手伝いをやらない事も多い。

だからっておこづかいを打ち切りません

子供が自分の仕事を全うできない時は、親が上司や社長の立場で話し合いをします。

「子供が役割をこなせるようにサポートして、人の役にたってお金がもらえることを教える」これが仕事をきちんとやる約束です。

2.おこづかいの使い道を分ける

あなたはお給料を分けて管理していますか?

お金の使い道を上手く分ける事はとても大切で、人生の満足度を左右します

「お金が足りなくて学校に行けない」なんて人は少ないと思いますが、それを疑似体験できるのが必要なものを買うお金自分で管理するおこづかい制度です。

わが家ではおこづかいの使い道をこの5つに分けて管理してもらってます。

おこづかいの使い道

・ほしいもの(おやつなど)

・必要なもの(学用品)

・短い貯金(ちょっと高価な欲しい物やプレゼント)

・長い貯金(旅行や本当に欲しい物)

・寄付金(赤い羽根や地震の時の寄付)

小1の今は中身をきちんと理解していませんが、使い道を分ける練習をすることで”いつか伝わる”ぐらいの感じでやっています。

目標は高校生になる頃には自分で教科書や習い事の費用を管理する習慣をつける

大学生になる頃には学費も管理できるようになる

管理方法は空き瓶や貯金箱に入れて分けます。

お金の置き場にお金を使うのはもったいないし、あまり意味を感じませんよね。

お家の中の銀行みたいな立ち位置で使う時だけお財布に入れます。

お金を目的に分けて管理して自分の満足いくことを探るのがおこづかいの使い道を分ける約束です

3.足りない時は諦める

自分が本当に欲しい物を考える練習です

お金が足りなくて買えない物は諦めます。

おやつが買えないとか、欲しいゲームやおもちゃが買えないとか。

そういったものはお誕生日やクリスマスなどの特別なプレゼントでもらうか、自分でお金を貯めて買うことをわが家のルールとしています。

このルールに従って買うものを決める形です。

このルールのおかげで欲しいものが買えない経験が出来きて、自分が本当に欲しい物を考えるように育ててます

上手くいくかは大人にならないと分かりませんが、少なくとも経験値にはなると考えてます。

そして、これがあることでできる事が借金と貯金を教えられます。

僕たちは大きなお金が必要な時はローンを組みますよね。それをおこづかいでやります。

お金が貯まってないけど欲しい時は前借しておこづかいを減らすか自分で貯めるかを選ぶようにしました。

娘はそんなにお金を使ってないので、気づけばお金は貯まっていてもう少しで8000円の一輪車を買おうとしてます。

自分が本当に欲しい物を考えてお金の使い方を知る練習が足りないものを諦める約束です。

4.お金の使い道に口出ししない

これはおこづかいの中の「欲しい物、短い貯金、長い貯金」に限った話ですが使い方に口出しをしません。

おこづかいを使った後で振り返って本当に満足したか考える練習です

なので、本当は口出ししたくても我慢します(^^;)

テーマパークで買う風船や、ゲーセンのクレーンゲームなど、自分の好きなように使ってもらいます。

本人が満足している時や残念な顔している時がお金の使い道について話すチャンスです。

特に、テーマパークの風船なんかは僕自身は無駄と思う方ですが、子供は本当に満足していて親の僕たちが関心したほどです。

その場で特別な体験ができるから嬉しいみたいで僕自身も子供の価値観を学びました

逆に、クレーンゲームで何も取れなかったときはゲームやギャンブルについて話すいい機会になりました。

これからもお金で色んな思いをすると思います。

そのたびに思ったことを話し合うのも意外と楽しくて、親子で互いの価値観を知るいい機会になります。

自分の本当の価値観を知るためにお金の使い道に口出ししない約束が必要です

5.おこづかい帳をきちんと活用する

親は家計簿をつけて、子供はおこづかい帳をつけます。

おこづかい帳はこれまでを振り返って、自分の未来を想像するためにあります

お金を振り返れば、何で満足したかをしれて、次の目標を立てやすくなります。

ただ欲しい物を並べても満足するかは分かりません。

自分の経験を振り返って、満足いくものを探すためにおこづかい帳をつけます。

だけど、教えるのが本当に大変…

算数もおぼつかないので1日分のおこづかい帳をつけるだけで30分とかかかりました( ゚Д゚)

つけ始めてから半年ほど経ちましたが、まだ慣れたようには見えないし、見てないとレシートを勝手に捨ててます(笑)

本人が自分でお金について考えるまできちんとサポートしてあげる事が大切ですね。

過去から自分の未来を想像するのがおこづかい帳を活用する約束です。

親もお金のルールを考えて守る

決めたら守るのが当たり前ですよね。

これまでお話しした内容を親も実践する事が大切です。

お金を分けて管理する。家計簿をつける。目標を立てて積み立てる。

この3つが出来れば、収入がある限りお金には困りません。

少しづつ勉強して、お金に困らない親子になりたいですね。

このために僕はエクセルで年間収支家計簿を作る事から始めました。

おこづかいアプリも便利ですが、”最終的に仕訳が必要””年間収支は有料””見るだけになる”この3つの理由からエクセルで家計簿をつける事にしました。

お金の管理は積み重ねです。

毎月でも毎年でも積み上げた人がより充実した人生を歩めます

楽しく過ごす未来を目指して一緒に資産形成していきましょう。

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